音楽展

ブログです。見れば分かりそうなもんだ。

彼女へ捧ぐもの

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これは5/28日に作成した動画で、僕の自作ミニアルバムシリーズ第1作目です。

簡単に言っちゃうと、この動画の曲は全て合わせて1つのストーリーをなぞっています。

 

どんなストーリーであるかは皆さんのご想像にお任せします…と言いつつも、やはり自分の想い描くストーリーのヒントくらいはあった方が良いかなと思い、1曲ずつ詩を付けて公開しています。

 

完璧に「こういうお話です」と言うこともできます。それが僕の体験なのか完全なる創作なのかは別として、まあそれも完全に切り離して考えるのはちょっと微妙ですが…とにかく、せっかくの音楽劇場なのだから全部説明したらつまらないと思います。ちょっと想像してくれるくらいで、あなたのものにしてほしいな…と、そういう感じで作りました。

想像の幅が広い作品を目指してます。だから曲の感想がなによりも嬉しいし、モチベーションになります。作曲者とかなんとかは抜きにして聴いて…というのは流石に無理だと思いますが、名前を伏せて評価されるのが作品としては理想だなぁと感じます。結構わがままですよね、コレ。

 

アルバムはアルバムで単曲シリーズとは別の曲が入っているので、よろしくお願いします。

以下、各曲の動画説明文から。タイトルをクリックすると曲(YouTube)に行きます。

 

1.Parallel Rain

傘は無くても雨は降る。傘は良いよ、アンテナみたいに逆さまにさすと声が降る。
重力で雫が落ちる。眺めれば異空間に落ちる。あの日の君の声は耳から落ちて、戻らない時になくした。

 

2.Ephemera

あの服は君のお気に入りだったね。とても似合っていた。…本当はいかないでほしかったんだ。

 

3.Sister

夜は君のことを考えるようになった。前よりずっと長く。心配ないよ、まだ記憶は続いてる。

 

4.Emptiness

雨に濡れた草、老朽化した線路、そして光に包まれる君。…そのすべてが捏造だ。今日もあのトンネルを覗きに行ったんだ。僕は君にとって…なんの価値もない。

 

5.Notice a Thought

心の中の君は僕をその世界に閉じ込めている。君は賢くて、いつだって僕と同じ場所にはいない。
永遠に近付けないのなら、最後の走馬灯で異空間に帰ろう。