この記事のタイトルが曲名となっています。
半生を反省
半生を反省、なんちゃって。
ダジャレだ。人生は丸ごとダジャレみたいなものだ。下らん事だ。投げ捨ててお終いだ。好きなだけ棒に振れ。だから早く役をくれ。低次元の芝居はよせ。
小説のために必要な仕事だった。
要するに、僕は自分の思い出たちを客観的に整理することで、自分の人生の下らなさとか、自分のクズ加減なんかを再認識したに過ぎない。
こんなことをするんじゃなかった。
己がどれだけ美化されていたのか、改めて分からせらられられらた。分かりたくもなかった。
ええ。どれだけ下らんか、数字で教えよう。10段階評価の3だ。悪い。5段階評価なら2だ。差が小さいだけ、5段階のほうがマシだ。だが低評価だ。
屈託のない惨めな気持ち。今も昔も、光に手の届かない僕。無駄な厭世観。
嫌になる!嫌になる!嫌になる!
この記事を読んでいる君は、半生反省なんて絶対にやらんほうが良いよ。
この記事を読んでいる君?
読むとしても、どうせ友人しか読みはせんだろうに。
いまさらだが、こうしてネットに文章を漂わせる行為は、どんな欲求から始まるのだろうか。
承認欲求だろうか。承認欲求モンスターだろうか。
否定しないよ。だが、承認欲求なんて、慣れてしまえば手懐けるのは容易い。
最初から読まれることなんて期待しちゃいないのだ。
ネットの人たちに無視された年月が段違いなのだ、僕という人間は。
これは一種の誇りだ。
誇りということにして、無様を通り越す。かなり前に通り越した。
むしろ、なんかアクションがあったら驚いて、逆に疲弊するくらいだ。
僕は確かに人気者になりたいのだが、一過性の人気ではなくて、持続的な人気が欲しい。
一過と持続
こんな時代だから、一瞬だけ有名になることなんて、運が良ければ可能だ。
実力もまあ最低限はいるかもだが、極論、たくさんの人に自分を見てもらえるというチャンスさえあれば、ある程度、有名っぽい感じになれるのだ。
だが、人気を持続させることは、一瞬だけ注目されることとは一線を画す。
ずっと自分に注目してもらうというのは、なかなか難しいのである。
運だけでは厳しい部分があるのだ。
頑張らなきゃいけないのだ。なにが頑張らなきゃだ。んなこと知るかい。へん。
でも、ずっと人気になりたいなら、相応に頑張らなきゃならないようだ。
これは肌感だ。
こんな事実を感じ取る肌なんて、僕はいらなかった。
もっと自分に都合の良い事実だけを感じ取る肌が欲しかった。
保湿が足りなかったのかな。
白人に生まれれば良かったかな。
んなこと的外れだ。些末なことだ。下らんことだ。
話は半生反省へ戻り、僕の初恋について
自分の
例えば、君が夢の中で少女に恋をしたとするだろう。
夢の中で彼女と遊んで、笑い合ったとするだろう。
時間感覚を忘れた永遠の世界で、なんだかもう覚えちゃいないけれど、それはもう素晴らしい体験をしたとするだろう。
で、あくる朝、目が醒めた。
死にたい。
ていうか、もう死のうかな。
死んでもいいんじゃないかと思う。
生きていたくないことが、死んでもいいことに繋がる。直通。安易な逃避。
実際、死んでも変わらないのだ。
なにがだ?
なにもかもだ。
自分の死がなにかに対する切り札になることなど無い。
母なる大地に血を返却する。魂を空へ還す。虚無に溶ける。
やたら明日に想いを馳せるから、惨めったらしく生きようなんて思うんだぜ。
生きよう、生きようという健気な掛け声。自分の意思で今を生きることは、それだけで前進だ。美しいものだ。
なんだ、僕は、生きるのを惨めと思っているのか、美しいと思っているのか、よく分からない。
ほとほと呆れるよ、生活の厭らしさには。
な。
話を戻すよ。
最初の初恋の話に、戻すよ。
……だから、僕はもう一度、同じ夢を見なければならない。
少女に会いに行かなければならない。
たとえ相手が待っていなかろうと。
ていうか、少女だっけ、だいたいが少女だっけ?
もう顔も声も覚えていない。
二次元っぽかったか、三次元っぽかったか、それさえも曖昧なレベルだ。
男だったかもしれない。
知人だった可能性もある。
でも僕、一人の人間に焦がれたことは、あまりないのだが。
コンタクトの取れない、生きてる世界が違う人に憧れることはあれど、身近な人に対して愛とか感じたことないが。
僕は、恋愛はズブの素人だ。
生粋の不良少年だから、愛なんて知らないね。
愛がどうとか語り始めたら、そいつはもう宗教家か二次元オタクだ。
信用ならんわ。
( ゚д゚)、ペッ
空に吐きしツバ、我が身に齎される
バカな。
これが因果応報か。