音楽展

ブログです。見れば分かりそうなもんだ。

氷晶

個人的には、メタタグやファイル名に至るまで作為的にストイックに見せたい派ですが、そういう技巧的な武骨っぽさはゴミ袋にでも丸めて捨てるべきなのでしょうか。

ストイックじゃなくて、雑だと思われるかなあ。人の目を気にするのは心の弱い証拠。弱い心は萎れて朽ちる。聖なる枯死を口元の端から。

お前のそんな悲しい運命(さだめ)すら、氷の中で震えて眠れ。

 

最近聴いてたスピッツだけど、さざなみCD以降のアルバムに興味が持てない。というか、三日月ロック以降のスピッツは…なんか違う。

プロデューサー・亀田誠治が原因なのか。三日月ロック自体は良いんだけど、そこからのオーバープロデュース感。こんな感じだっけ?なんか全部同じ曲に聴こえるぞ!

そして初期の3枚に後戻りする。夏の魔物に会いたかったり、うめぼし食べたかったり、トンビ飛べなかったり、そして君は来なかったり、天使から10個授かったりしている。そう、恋をしてたのは僕の方だよ。

クリスピーはアルバムとしちゃ微妙な雰囲気あるけど、悪くはない。ハチミツからフェイクファーまでの時期が一番良かった。あと、色々衣はお気に入りの1枚と言える。

偉そう

つい批判的な目線が飛び出てしまった。

なんか、アレンジが均一に王道チックなものになってるというか。歌詞はクリスピー以降からどんどん分かりやすくなってる気がしてたけど、リリシズムは健在。ただ、安っぽい打ち込みは耳が受け付けないね。ババロアとか聴いてる時、今からは考えられないくらい腹立ってた。どこのアルバムの曲だっけ、三日月ロックだっけ。三日月ロックは最初の3曲が好きなんだけど、後はなんかパッとしないな。ガーベラは初聴だけ「おっ」ってなるけど、2,3回聞いたら「あれ、なんか微妙」ってなる。とてもガッカリする。

期待を持たせるだけ持たせたアルバム、ハヤブサからの失速感が否めないと思います。ということで、とげまる以降のスピッツは無駄に時間を喰いそうなので聴いてません。

とはいえ、別にスピッツが嫌いになったわけではないのですよ。典型的な「昔は良かった」状態になっているだけで、今の彼らを否定しているつもりはないです。そもそも、最近のシングルだって単品で聴く分には悪くない(と思う)。空の飛び方~フェイクファーまでのシングルには全く勝てないけど。あの頃のバンドは良かった!

え?リアタイで追えてましたけど。ウィキペディア見ながら遡ってリアタイしてました。

なにがリアタイだ、そんな貴重な時間はどうせ、お前の記憶にしか残ってねぇよ。精々大切に保管しとけ、SNSでばら撒かれても扱いに困るからね。僕のリアタイと君のリアタイは別。ここ、とりあえず境界線あるってことよ。

 

ただ、一つ。草野さんの作詞センスは衰えてない!それだけは言っておくぜベイベー…なにがベイベーだ、僕ら赤子か?はーにはーに♪いっつそーぶりりえーん♪

僕の天使マリの冒頭、変なノイズから始まるからPC壊れたかと思った。